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進路カウンセリング

進路に関するカウンセリングを徹底

進路相談・カウンセリング室は、学生から社会人への変化を円滑に進める目的で設置されています。カウンセリングは自己理解、個人の成長、専攻や就職先の選択や勉学上の問題対策などに関する支援を行っています。問題を明確にするための手助け、または将来の計画を立てる上での手助けを受けることによって、学生は自らの考えや感情を理解し、明確にすることができると期待されます。また、学生が卒業後の就職を円滑に行えるように、現実的な目標を持って就職計画を立てられるようにアドバイスを行っています。センターでは、学生が就職計画を自主的に行い、発展させ、評価し、不足点を補っていくように指導します。

「学校におけるキャリア・カウンセリングは,子ども達一人一人の生き方や進路,教科・科目 等の選択に関する悩みや迷いなどを受け止め,自己の可能性や適性についての自覚を深めさせたり,適切な情報を提供しながら,子ども達が自らの意思と責任で進路を選択できるようにするための個別またはグループ別に行う指導援助である」とし,キャリア発達を促すためには,児童生 徒一人一人に対するきめ細やかな指導・援助を行うキャリア・カウンセリングの充実は極めて重要であります。

キャリア・カウンセリングは,従来の進路相談や進路指導をキャリア教育の視点からとらえな おした相談活動と考えることができます。すなわち,出口(進路先)を決めるだけではなく,その 人の生き方に関する悩みを聞き,自分でこれからの方向性を決める(自己決定)ことができるようにする援助です。

キャリア・カウンセリングは目的による分類では、開発的カウンセリングと呼ばれるものに属し、治療的カウンセリング(心理的な治療:治す)、予防的カウンセリング(問題の予防:防ぐ)とは異なり、人間としての発達をより積極的に高めるためのものとされています。ですから、特定の生徒だけを対象としているのではなく、全ての児童生徒が対象です。自分で将来の生活を自己選択・自己決定していく力を付けるためには、このキャリア・カウンセリングの理論を学び、進路ガイダンスや個人面談等に活用します。